
相続というと、不動産の名義変更や預貯金の解約、相続税申告などの手続きが思い浮かぶのではないでしょうか。実は相続発生後にやらなければならないことは、これらだけではありません。
こちらでは、相続手続きの全体像をご説明させていただきます。
相続手続きの流れ
相続人調査と相続関係説明図の作成
まずは、被相続人の出生からご逝去までのすべての戸籍を取得し、法律上、相続権が認められる法定相続人を確認しましょう。併せて、各相続人の現在の戸籍や、住所関係書類も取得します。
相続人の把握ができたら、相続関係説明図を作成しましょう。
相続財産調査と相続財産目録の作成
被相続人と相続人の相続関係が分かる戸籍が取得出来たら、相続財産調査も進めましょう。財産調査の対象は、不動産をお持ちの市区町村や管轄の法務局、預貯金や株式をお持ちだった銀行や証券会社など多岐に渡ります。
相続方法の決定と遺産分割協議
相続人と相続財産の内容がきちんと把握できたら、その財産を受け取るのかどうか、相続放棄の判断が必要です。相続放棄には期限も設けられていますので、注意が必要です。
実際に財産を受け取る方が決まったら、誰がどのように相続するのかを話し合う、遺産分割協議を行いましょう。遺産分割協議が成立したら、その内容を「遺産分割協議書」として書面にまとめます。
不動産の名義変更と預貯金の解約
遺産分割協議が成立したら、その内容に基づいて、金融機関の解約や不動産の名義変更を進めていきます。
不動産の名義変更(相続登記)については、義務化されることも決まっていますので、早急な対応が必要です。
相続手続きはやらなくても大丈夫?
相続が発生しても、お金だけ引き出して、そのまま放置してしまっているという方もいないわけではありません。実際、みんなの相続遺言相談プラザ長崎にご相談にいらっしゃる方のなかには、放置しとくかどうか迷われてる方もいらっしゃいます。
しかし、相続手続きは、一般的に高額な財産の移動が発生する手続きです。住宅を購入する際にきちんと手続きを進める必要があるのと同様、相続手続きも丁寧に進めることが不可欠です。
相続を進める方のなかには、「相続人が1人しかいない」「相続財産が現金のみ」など、1ヶ月かかることなく手続きを進められてしまう方もいないわけではありません。
しかし、大半の方は最低でも1ヶ月半(不動産の名義変更のみ)、通常の手続きでは4ヶ月程度はかかってしまうことが一般的です。
さらに、相続税申告が必要な場合には、半年前後の時間をかけて手続きを進める必要があり、8割から9割以上の方は一定の時間をかけて相続手続きを進めることになります。
長崎での相続のご相談はみんなの相続遺言相談プラザ長崎まで
みんなの相続遺言相談プラザ長崎は相続手続きのプロフェッショナルとして、これまで長崎エリアの皆様から多くのご相談・ご依頼をいただいてきました。
みんなの相続遺言相談プラザ長崎では初回の完全無料相談で皆様のご不安やお悩みをしっかりとお伺いし、長崎の相続手続きに精通した専門家が親身にサポートさせていただきます。
みんなの相続遺言相談プラザ長崎は長崎の皆様からのご相談を心よりお待ちしております。